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2010年 05月 11日

手足口病が2000年以降で最多(医療介護CBニュース)

 乳幼児を中心に例年、夏に流行する手足口病の定点医療機関当たりの患者報告数が3月上旬から毎週、2000年以降の同時期で最も多い状態が続いていることが、国立感染症研究所感染症情報センターのまとめで分かった。また、年明けから4月18日までの病原ウイルスの分離・検出報告数を見ると、急性脳炎など中枢神経系の合併症を引き起こして重症化しやすいエンテロウイルス71(EV71)が最も多く、04年以降で最も高い割合になっている。同センターでは「今後、患者発生数の増大と共に合併症の増加が懸念される」と注意を呼び掛けている。

【手足口病由来ウイルス分離・検出報告割合推移詳細】


 2000年以降、3月上旬から4月中旬にかけての手足口病の定点当たり報告数は、これまで07年3月12-18日の週の0.29が最多で、おおむね0.1-0.2前後で推移していた。しかし、今年は0.4前後で推移しており、4月12-18日の週には0.55になった。

 今年の定点当たり報告数の年明けから4月18日までの累積を都道府県別に見ると、広島(22.92)が最も多く、以下は鹿児島(18.33)、愛媛(17.86)、福井(17.05)、岡山(16.72)の順で、中国地方を中心に西日本で多い。

 また、4月18日までに分離・検出が報告された病原ウイルス38件のうち、52.6%(20件)がEV71だった。手足口病は、例年では250-550件程度のウイルス分離・検出の報告があり、今年の報告数はまだ少ないが、EV71の割合は04年17.0%、05年10.5%、06年50.1%、07年21.3%、08年4.0%、09年21.6%と推移しており、今年は04年以降で最も高い。

 手足口病は、3-5日の潜伏期間の後に、口腔粘膜や手のひら、足の裏などに現れる水疱性の発疹を主な症状とする急性ウイルス性感染症。多くは数日間のうちに治癒するが、まれに髄膜炎や小脳失調症、脳炎など中枢神経系の合併症や心筋炎、急性弛緩性まひなどを引き起こすことがある。主な病原ウイルスはEV71、コクサッキーウイルスA16で、このほかA6、A9、A10などがあり、特にEV71に感染すると中枢神経系の合併症を引き起こして重症化しやすい。同センターでは「EV71が流行している期間中は、発症児の経過を注意深く観察し、合併症を警戒する必要がある」としている。


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by jvapr9ugom | 2010-05-11 21:16


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