2010年 01月 30日
ピレリのアートディレクターを1960年代に務め、ガソリンスタンド、アジップのシンボルマークを手がけたことで知られるグラフィック・デザイナー、ボブ・ノールダが11日ミラノで死去した。82歳だった。 [関連写真] 15日にミラノの聖マリアグラツィア教会で葬儀が行われた。 ノールダは1927年オランダ生まれ。アムステルダムでデザインを学んだのち、57年にミラノに移住。グラフィック・デザイナーとして活動を開始した。61年にはピレリ社のアートディレクターに就任。同社黄金期のイメージをデザイン面で構築するのに貢献した。 また、今日まで続く石油会社ENIおよびそのガソリンスタンド網、アジップのデザイン計画にも参画。従来から使用されていた「4輪+運転者の両脚」を意味する「6脚の犬」の図案をもとに、今日に続くシンボルマークを考案した。 さらにイタリア・ツーリングクラブのシンボルマークや、イタリア自動車クラブ(ACI)の100周年記念・新ロゴもデザインした。 ノールダは他にも、ロンバルディア州の州章、ミラノ交通営団の各種表示デザイン、百貨店、ラ・リナシェンテやイタリア生活共同組合COOPのロゴ、さらに陶器メーカー、リチャード・ジノリのシンボルも手がけ、「コーポレート・アイデンティティ(CI)の父」と呼ばれていた。著名なデザイン賞「コンパッソ・ドーロ(金のコンパス)」も、数回にわたり受賞した。 《レスポンス 大矢アキオ》 【関連記事】 【東京モーターショー09】日産 NV200バネットタクシーのロゴマーク 間違い探しゲーム級? アウディの新マーク シトロエン、新ロゴを発表…創業者の誕生日に ピレリ 特別編集 ・ <労働者派遣法>労組や弁護士が抜本改正求める (毎日新聞) ・ <社保庁>複数の元幹部「宙に浮いた年金」発覚前から認識(毎日新聞) ・ <DV>「防止法拡充を」被害者が福島担当相に要望(毎日新聞) ・ 小沢氏問題で一様に沈黙守る民主は「異様」(産経新聞) ・ 特急衝突、客ら41人けが=トラックがスリップ、踏切に−北海道(時事通信)
by jvapr9ugom
| 2010-01-30 20:29
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